楽しいウクライナ?やはりいろいろある。
まずは、JETROビジネス短信として発信されているウクライナ関連の話題 二件
いずれも融資・金融支援をIMF,EUが決めたというもの。これまでの経済変動やコロナで苦しんでいるウクライナにはポジティブな話だ。
この話題をJETROの記事から引用したのは引用した方が、いずれも条件つきであることを正確に理解され、確認しているからだ。
すなわち、IMFは
(1)新型コロナウイルスのウクライナ経済への影響の緩和、
(2)中央銀行の独立性と柔軟な為替変動の保証、
(3)金融の安定性の確保、
(4)汚職対策
の4つを優先課題として挙げている。これまで腐敗などを理由に融資が止まったことを踏まえての課題設定だ。
EUは、今回の承認に基づく実際の融資実行はEUとウクライナが合意した腐敗対策や資金洗浄、公的資金管理、銀行、エネルギー、ヘルスケア、社会政策など12項目の実現次第、としている。
これでも20年前よりはかなり武器管理はするらしい。かつてはアフリカの最貧国や反政府武装勢力に軽・重火器を輸出していた、サダムフセイン時代のイラクにレーダーを輸出していたのではないか、との「疑惑」を持たれていた時期もあったが、世界における武器輸出国としてのランキングは低下気味である。(今でも有力な輸出国ではある)
この国も全く「白い手」というわけではない、という事実を受け入れる必要はあるだろう。
これまでの伝統とは別にこの国に汚職・腐敗や資金洗浄、実施能力などに課題がウクライナの関係者から出てくることはなく、第三者だけがこのように辛口の事実を突きつけている、という実態も理解しながら、楽しいウクライナも理解していきたいと思いつつ、今日も学習を進めている。
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