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オリンピックの開会式を横目で見ながら、CNBCで米国市場が開くまでの間、先日のBlogにDuolingoのIPOの話を書いていたのを思い出して、ふとウクライナ語のアカウントを始めてみようと思いついた。
Duolingoの共通する説明を読むと「CEFRのB2レベル」を最終的には達成できることを目指している。ただ、B2といっても高度に専門性の高い分野や特殊な状況への対応は別、と但し書きがある。
なるほど、B2ならnon nativeとしてはどの言語でもたいていの状況には何とか対応できそうなので、本当にそこまで行けるなら利用者としては納得のレベル。
おそらく、本格的な交渉を伴うレベルのビジネス(通常のビジネスでは問題ない)、ハイレベルのアカデミック用途や国際会議は厳しそうだが、まずはここまで到達できるなら素晴らしいことだ。

使用にあたっては特に費用は発生しないが、有料オプションを使うと学習上何かとやりやすくなるシステムになっている。

使えば使う程、有料サービスを使いたくなる、という構造はこの種のサービスでは多い。

それでも無料部分がしっかりしていないと人が集まらないから細部にわたって工夫がなされている。やる気をどうやって維持させるか、このあたりが工夫のしどころなのだろう。
同じ学習者同士で進み具合を見ながらやる気を引き出したり、メールでノーティスをしたり、アイディアが盛りだくさんだ。
また、PCとスマホで微妙にインセンティブなどの条件が変わっているらしい。
試したところ、手軽に学習できるようにするためか、スマホ向けのサービスが充実しているように見える。もっとも学習という面では変わらないといってよいと思う。
さて、ウクライナ語に関しては教授言語は英語でウクライナ語を学ぶコースがある。
アカウントを作成して学習を始めた。(日本語対応では、英、中、韓、仏[ベータ版]のみ)
学習ユニットが終わるたびにアプリなどのCMが入るが、例えばこれを省略しようとすると有料になる。
そのほかにもところどころ有料サービスのお誘いが巧みに出てくる。
学習が進むほど、「ここまで時間をかけているから効率的に進めたい」という気持ちから、また有料サービスを考えるようになる。
まさに行動経済学のストランデッド・コストの心理を利用している。さすがだ、と妙なところで感心する。
実際有料サービスを使うとかなり学習が進むのでコストパフォーマンスが良い、という考え方もある。

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さて、始めてみるとこれまで曲がりなりにも学習を進めていたので、最初はどんどん進んでいく。同じような内容の問題をたくさん解かせて、記憶を定着させるように構成された問題を大量に処理していく。
全世界でDuolingo上のウクライナ語学習者は、31万人ということになっている。
どれだけアクティブなユーザーがいるのかは別だが
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まだ先の方まで進んでいないので、言い切るのは早いが、いくつか気が付いたことがある。
1.キリル文字対応:システム上の技術的制約から、ベータ版での試行錯誤の末、当面の間はキリル文字の入力はせずに対応する英語の表現を選んだり、英訳を入力する方法で学習を進める構成になっている。ユーザーフォーラムを読むと「キリル文字キーボードを用意したのに、入力できるようになるまで使わない」とブチ切れている人もいた。
2.音声入力処理:これは私の機器特有の問題かもしれないが、ウクライナ語の文章を読んでチェックする問題が、瞬時に不正解になる、という現象が発生している。いまのところ音声入力問題はスキップしているが、問い合わせを行っているところ。
全体的にはなにかと制約はあるが、補助教材としては十分に有用だと思う。
リスニングと書き取りは別として、単語を覚えたり基本的な文法・処理を覚えていくにはこれでよいと思う。それに細切れの時間を使うにはなかなか効率が良い。
一つの練習用の教材ですべてをカバーする必要はない。特徴を理解したうえでユーザー側が工夫すればよいからだ。それでも一応、今後の改善を願い、クレームの連絡はしておく。
細切れの時間を使って学習を進めるのに今後も使っていこうと思う。

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