ウクライナ、穀物輸出制限解除へ
Reutersが各社に配信したニュースである。
<概要:筆者作成>
ウクライナでは、7月1日に始まった2021-22年販売年度の最初の2ヶ月間は、穀物の輸出制限せず、8月30日までに農務省、貿易業者、国内需要によって輸出量が決定される見通しとなった。
2020-21年、ウクライナは国内市場供給を優先し、小麦1,750万トン、トウモロコシ2,400万トンの輸出制限を課した。2020-21年、総収穫量6,500万トンのうち、4,460万トンの穀物を輸出した。輸出量は前年比22%減となった。
今年、ウクライナの穀物生産量は7,600万トンと記録的な規模になると予測されており、輸出に関しては楽観的である。
確かに、ビットコインほどではないが、CMEの穀物価格が上がっていた。ウクライナの行動は農産物に関しては国際的な影響力があることが確認できる。直接日本に到達しなくても量が大きいなら、世界レベルでは玉突きで間接的に需給面で影響はある。
これから宅配ピザの価格が下がるのだろうか・・・
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。