「Easy Ukrainian」コーナー(10) Sakura Wine祭りとあるが、特に日本は関係ない。
Easy LanguageチャンネルのEasy Ukrainianコーナー。今回は、Sakura Wine festival。
お祭りの実施者の土地に桜がたくさん植えられていることから名づけられているようだが、少なくとも個々の説明では、特に日本とのかかわりは出てこない。
Sakura Wine Festival | Easy Ukrainian 13
Sakura Wineをネタにしたお祭りで、参加者と出店者にウクライナ語でインタビュー。
蜂蜜でもアイスクリームでもケーキでもなんでも売っている。
(ウクライナ語の教材としてはこういうシーンこそが大切)
例によって初学者にもお構いなしのナチュラルスピードで比較的簡単な構成の会話を聞くことができるのも有難い。
読み仮名も、英語のスクリプトも出てくるので、これも入門者~初学者には優しい。文法を学んでいた方が定着にも応用にも良いのだが、ひたすら繰り返すだけで一定の効果はある。
この種の会話はかなり少ないボキャブラリーでも理解可能なので、覚えてしまうと妙な自信を持ってしまいがちだ。
語学の初期の上達はなにより単語力が大切。
動画だけで安心せずに日頃より意識して地道に新しい単語を覚える必要はある。
まずはナチュラルスピードで聞いて、書いて、繰り返して、まねて発音して理解をする練習を積むことができるのはうれしいものだ。
場所はUzhhorod(Ужгород)とのこと。西部、それもかなり西でハンガリー国境に近い。
このあたりだと東部の軍事的な緊張とは少し雰囲気が異なる。
この動画がアップされたのは4年ほど前らしい。まだクリミアが占拠された後の不穏な時期のはずだが、少なくとも表面的にはそうした雰囲気は伝わってはこない。
繰り返し見ていると、発音でも、動画のディテールでも気づくことがある。噛めば噛むほど味が出てくる、短時間の動画ならではの活用法だ。教材として整備するとどうしても長くなり整理されたものになる。
会話も表現もシンプルなので、表現力を高めていくのには十分とは言えないが、楽しく言葉のやり取りをとらえるのには本当によい「つかみ」となる。
どのような教材にも優れた点と限界があることを理解しながらも繰り返しているうちに少しずつ向上してくる、と半ば信じて地道な作業に取り組む。
まだ全面的に楽しむまでにはいかない。
ただ、趣味人にとっては、少しだけ面倒なところがあることこそ楽しいものだ。
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